知名町金婚式

杯を交わす金婚カップル=知名町=

結婚から50年を祝う 5組が出席

【沖永良部】第39回知名町合同金婚式が17日、同町フローラル館であった。対象の夫婦9組のうち5組が出席。結婚から50年を振り返り、笑顔でお互いの苦労をねぎらった。

同町金婚式は1983年から始まり、今年度までで955組を祝ってきた。昨年に続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小した。

仲人役の今井力夫町長夫婦を先頭に金婚夫婦が入場。今井町長は「みなさんの顔が金色に輝いているのは、50年の間に様々な人生のドラマがあったから。これからも幸せな道を歩んでほしい」とあいさつした。

夫婦で金婚の杯を交わした後、琉球舞踊や民謡などが披露された。

金婚夫婦の川上神治さん(73)は「子ども達の面倒を見ながら、あっという間の50年だった。常に寄り添ってくれた家内に感謝の気持ちでいっぱい」と話し、妻の和子さん(73)は「気が利かないところもあるが、これからもよろしくお願いします」と語った。