大島学区28学級１１２０人
中卒予定者80人増、全校増減なし
県教委は４日、２０２２年度の公立高校（市立７校含む）生徒募集定員を発表した。県内７学区のうち３学区で中学校卒業予定者数が減少したが、県全体としては増加。募集定員は全校で増減なしとなった。８高校（全日制８、定時制１）ある大島学区では、学区内の中学校卒業予定者１００１人（前年度比80人増）に対し、募集定員は28学級１１２０人（同増減なし）だった。
同教委高校教育課によると、学級編成は１学級40人が基準。募集定員は中学校卒業予定者数や生徒の進路希望、学校や地域事情を考慮し、決定されるとした。22年３月の中学校卒業予定者数は前年度比で北薩学区、姶良・伊佐学区、熊毛学区が44～54人の減少。県全体は１万５１２７人（同３０１人増）で、近年減少傾向にあったが、今回は増加に転じた。
22年度募集定員数は、県立２６３学級１万４９０人、市立42学級１６８０人の合計３０５学級１万２１７０人。なお、各学区に定める学区外からの普通科合格者数の入学数を一定に保つための「一定枠」は３６０人（大島学区は対象外）となる。学級数の募集増減はなかった。
県教委高校教育課によると、今後の主な日程は次の通り。
▽推薦入学者選抜および帰国生徒等特別入学者選抜、連携型中高一貫教育校入学者選抜＝２月３日（面接、作文など）▽一般入学者選抜（学力検査）＝３月３日（国語、理科、英語）、４日（社会、数学）▽追加の選抜＝同14日▽合格者発表＝同16日（第二次入学者選抜の実施校、実施学科、募集定員等も併せて発表）▽第二次入学者選抜＝同24日（面接、作文など）▽合格者発表＝同25日※県ホームページより