練習を再開した大島高校野球部=17日、市民球場
練習を再開、約4時間汗
第149回九州地区高校野球大会鹿児島県予選で優勝、離島勢初の県制覇を果たした大島高校野球部(塗木哲哉監督)が17日、奄美市名瀬の運動公園市民球場で帰郷後、初となる練習を再開。約4時間汗を流した。
激戦が続いた試合や、長期滞在の疲れも見せずランニング、アップに始まり、キャッチボール、内・外野分かれてのノック、最後は実戦練習のメニューをこなした。
キャッチボールは試合で投げる最大距離約40~50㍍までを重視、入念に行った。ノックが始まると、監督からコーチ陣に的確なアドバイスが飛び、声出しや連係プレーなど細部に渡って指示が出た。
九州大会までの練習について、塗木監督は「県予選では守りは全体的な取り組み、バッティングはフライを上げるのが多かった」と課題を挙げ、「変化に対処する力をつけたい。公式戦で力を試す」と語った。
練習は今月下旬まで行われ、23日には徳之島高校との練習試合を予定している。
九州大会は来春の選抜大会への出場権をかけ、11月6~12日に鹿児島市で開催される。