コンテナ6個を提供

 

離島航路事業者3社へ
九州運輸振興センター

【鹿児島】九州運輸振興センター(竹島和幸会長)は、冷凍コンテナ6個=写真=を製作し、マリックスライン、マルエーフェリー、奄美海運の離島航路事業者3社へ提供した。10月29日に鹿児島市の新港旅客ターミナルで引き渡し式があった。

日本財団の離島活性化活動と連携し、1981年から同財団の支援と助成を受けて毎年実施している。冷凍コンテナは、離島住民への生鮮食品や冷凍・冷蔵品の安心・安全な輸送に不可欠で、この取り組みは離島航路の持続的な運営確保を支援することにつながっている。

関係者約30人が出席した式では、同センターの竹永健二郎理事長が「日本財団の多大な助成により製作したこれらコンテナを離島住民の生活向上に役立て、末永く大切に使ってほしい」とあいさつ。事業者を代表して奄美海運の本坊隆幸社長が「離島住民の生活に密着した冷凍コンテナの需要は毎年急激に増大している。離島航路に必要不可欠な資機材。九州運輸振興センターと、日本財団には大変感謝している」とお礼を述べていた。