瀬戸内町でレクリエーション大会

バケツにピンポン玉を投げ入れる「ナイスピッチャー」を楽しむ参加者たち

元気に多彩な競技で交流
障がい者や親子80人、スポーツや踊り楽しむ

スポーツや踊りを通じ、障がい者やひとり親家庭が垣根を超えて交流する「2021年度瀬戸内町障がい者レクリエーション大会」(福祉運動会)が5日、同町のきゅら島交流館であった。2年ぶりの開催で今回が6回目。障がい者や親子ら約80人は一緒になって体を元気に動かし、多彩な競技・プログラムに汗を流した。

同町身体障害者協会と同町母子寡婦福祉会が共催。特別養護老人ホーム奄美の園、障がい者支援施設なのはな園が協力し、会員らが交流した。

大会では同母子寡婦福祉会の川井黎子さんが「大勢が集まり幸せな気持ち。最後まで元気に楽しく過ごしましょう」とあいさつ。茂村達郎選手の「一生懸命頑張ります」との宣誓で幕を開けた。

大会は5競技を含む7プログラム。ボーリング風の「ストライク」では、ボールが見事命中しペットボトルが倒れるたびに大喜び。バケツにピンポン玉を投げ入れる「ナイスピッチャー」では、きわどい判定にも一喜一憂した。

子どもたちは、隠れた袋のひもを手繰る「宝さがし」に挑戦しお菓子をゲット。最後は、みんなで島のブルースを踊るなど、ひと時の楽しい交流を楽しんだ。

大会を見守った同身体障害者協会の信島良章会長は「コロナも落ち着き開催できてよかった。みんな楽しそう。うれしく思う」と笑顔だった。