tsunagu(ツナグ)プロジェクト

スキンプロサロンで施術する鈴木さや香さん(画像はHPより)

給付金で持続的な支援を

新型コロナウイルス感染対策で受け取ったた持続化給付金を使い商品開発・販売し、売上を育児の社会問題解決活動をしているNPO法人・フローレンスに寄付する「tsunagu(ツナグ)プロジェクト」が始動している。プロジェクトを立ち上げたのは、奄美出身で東京世田谷在住の鈴木さや香さん(41・エステサロン経営)。

鈴木さんは、新型コロナ感染防止の自粛を受け、経営する「スキンプロサロン」を昨年4~5月の2カ月間休業。給付された100万円をチャリティーにと思い同プロジェクトを設立した。

プロジェクトの概要は、初回の商品開発・制作に給付金を充て、売上の25%をNPO法人に寄付・残り75%を再度製品作成と「持続的な支援」を目指している。開発されたのは、プロジェクト名と同じ製品名の『tsunagu(ツナグ)』で、数種類の植物オイルを配合した保湿ハンドクリーム。

鈴木さんは「清潔で柔らかくてふっくら暖かい手を目指す製品。『子どもたちに未来をつなぐ支援を』、『手をつなぐように多くの人に支援の輪が広がっていくように』そんな思いを込めています」と話した。

鈴木さんは奄美市名瀬平松町出身。1999年大島高校を卒業後上京、約10年間美容業界で知識と技術を磨き、38歳で今の「スキンプロサロン」を開業した。

スキンプロサロンホームページはこちら https://www.skinprosalon.com