県内最多370人感染

奄美市15人、龍郷町1人 新型コロナ

 県は22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに370人確認されたと発表した。一日の感染者数としては、20日の303人を上回り過去最多となった。100人を超えるのは11日連続。奄美の新規感染者は、奄美市15人と龍郷町1人の計16人だった。奄美以外の感染は17市町の349人で、最多は鹿児島市の201人。県外の感染者は5人だった。感染経路が不明なのは22人で、うち2人が奄美市の感染者だった。

 年代別内訳は奄美市が▽10歳未満2人▽20代2人▽30代3人▽40代1人▽50代2人▽60代2人▽70代2人▽90歳以上1人。龍郷町が40代1人。

 県内ではこのほか、鹿児島市201人、霧島市62人、日置市と姶良市がそれぞれ15人。鹿屋市11人、薩摩川内市10人、曽於市6人、出水市5人。志布志市、南九州市、さつま町は各4人、いちき串木野市と伊佐市がそれぞれ3人、指宿市と肝付町が各2人、枕崎市、阿久根市で各1人の感染が確認された。

 県内の累計感染者数は1万2057人。21日現在、医療機関の入院者数は193人(前日比16人増)、宿泊施設の療養者は583人(同13人増)、自宅待機830人(同130人増)。重症者が新たに1人となったほか、酸素投与などが必要な中等症が11人となっている。