市役所３階の販売窓口で商品券を購入する市民ら
奄美市プレミアム商品券発行事業実行委員会（事務局・奄美市商工政策課）は、県の第三者認証を取得した飲食店で利用できるプレミアム商品券の第二弾事前申込受付を７日から開始した。受付は21日まで。第一弾で購入した人も対象となる。申請は、ＷＥＢや専用用紙を使った郵送で受け付け、応募者多数の場合は抽選となる。商品券の使用期限は９月30日までとなっている。
同商品券は、額面５千円の商品券（５００円券10枚つづり）を３０００円（プレミアム率67％）で購入できるもの。１人２冊、１万円分（販売額６０００円）を上限に計１万冊、総額５０００万円分（販売総額３０００万円）の販売を計画。
５月27日に締め切った第一弾は、応募のあった３９２４人に対し、７７７１冊の販売を決定、購入引換券を兼ねたハガキを対象者に郵送した。７日には、市役所と各総合支所など５カ所で販売開始。市役所３階の販売窓口では、商品券を買い求める市民らが列をつくっていた。
新たに開始した第二弾は、第一弾で購入希望のなかった約２３００冊を対象に、購入希望者を受け付ける。申し込みは方法、電子申請と専用用紙による２通り。電子申請は市ホームページから応募のための専用フォームに入り、住所氏名などの必要事項を記入し申し込む。申込用紙による応募は、所定の用紙に必要事項を記入し、市役所名瀬総合支所（商工情報課）に郵送する。
購入限度額は第一弾同様、１人２冊、１万円分。受付は21日までで、第一弾で購入した人も再度申し込むことができる。希望者が販売数を上回った場合は抽選となる。
同市によると、県の第三者認証を受けた市内の飲食店は１８３店舗（６月２日現在）あり、うち商品券が使える店舗は１０８店舗（同３日現在）。
市商工政策課は「商品券発行により、市民の消費意欲を刺激するとともに、感染防止対策に取り組む第三者認証店を支援、感染防止対策を促進したい。県の補助事業も活用し、第三者認証を取得してほしい」としている。
商品券に関する問い合わせは市商工政策課（０９９７―52―１１１１）へ。