大島 逆転サヨナラ勝ち初の4強進出

【準々決勝・出水中央―大島】9回裏大島二死一二塁、8番・美島の中前適時打で二走・中が生還、サヨナラ勝ちを決める=平和リース

決勝かけ22日に国分中央戦
夏高校野球

 【鹿児島】第104回全国高校野球選手権鹿児島大会第13、14日は17、18日、鹿児島市の平和リース球場で準々決勝4試合があった。第1シード大島が出水中央に7―6で劇的な逆転サヨナラ勝ちし、夏の大会初の4強進出を決めた。

 大島は2点差を追いかける九回裏、一死から四球、連打で満塁とし、押出しで1点差とする。途中出場の7番・青木の犠飛で追いつき、8番・美島の中前適時打で勝ち越して、苦闘を制した。

 第15日は22日、同球場であり、大島は第3シード国分中央と対戦する。(政純一郎)

 大島・武田涼雅主将 きょうが苦しい試合になることは分かっていた。ミスも多かったが誰1人気持ちで負けていなかった。過去の先輩たちを一つ越えたが、自分たちは春の甲子園の借りを返すまで負けられない。