赤ちゃん土俵入り

泣きながら土俵入りする赤ちゃん=和泊町高千穂神社=

和泊町高千穂神社 無病息災願う

 【沖永良部】和泊町高千穂神社で16日、「赤ちゃん土俵入り」があった。化粧まわしを締めた0~1歳までの赤ちゃん16人が、地元の力士に抱えられながら元気に土俵入りした。

 子どもの無病息災を願おうと開催。観客の「よいしょ」のかけ声に合わせて、赤ちゃんを抱えた力士が3回四股を踏んだ。驚いて泣き出す子らに、観客は笑顔で拍手を送っていた。

 生後8ヵ月の沙奈ちゃんが参加した宮原裕貴さん(36)・詩織さん(36)夫婦は「予定より1カ月ほど早く生まれたので、体が小さくて心配だった。笑顔で元気に育ってほしい」と話した。