奄美市民文化祭が開幕

奄美六調太鼓の演奏で、3年ぶりに開幕した奄美市民文化祭

3年ぶり舞台38団体、150作品展示

2022年度第44回奄美市民文化祭(奄美市、同市教育委員会、同市文化協会主催)が28日、開幕した。30日まで3日間、舞台発表や展示会などが行われる。同市名瀬の奄美文化センターで開会式があり、初日から多くの市民が訪れ、舞台発表やホールに展示された絵画、書道、写真などの作品鑑賞を楽しんだ。新型コロナウイルスの感染拡大などの影響から2連連続で中止となっていたが、3年ぶりの開催となった。

今回のテーマは「育てよう豊かな心! 広げよう郷土の文化!」舞台発表には3日間で38団体が出演。シマ唄や舞踊、合唱、演劇、ダンスなどのステージを披露する。

初日は、奄美六調太鼓を皮切りに、名瀬市民合唱団など11団体が出演し、シマ唄や舞踊、フラダンスなどを披露。シマユムタ伝える会のシマグチ(方言)による思い出トークなどもあった。

館内には、市内の幼稚園児や小中学校の児童生徒らの作文や絵画、一般市民らの写真や絵画、書道、俳句、短歌、盆栽など約150作品が並び、来場者らは「芸術の秋」を楽しんだ。

舞台発表2日目の29日は、午後5時30分からシマ唄や舞踊、オーケストラ演奏など14団体が出演、最終日の30日は午後1時に開演、13団体がステージに立つ。作品展示は11月6日(盆栽は10月30日)まで。