「ジッキョヌホー」にイルミネーション

翼とクジラ(右)のイルミネーション=8日、知名町瀬利覚=

コロナ収束と平和願う
航空自衛隊員がデザイン

 【沖永良部】知名町瀬利覚字にある湧水「ジッキョヌホー」近くのニュータ公園にイルミネーションが点灯され、訪れた人を魅了している。デザインと設置は航空自衛隊員が担当。コロナ収束と平和を願い、白い鳩をイメージした「翼」と毎年回遊してくる「クジラ」を描いた。点灯は来年1月31日(午後6~10時)まで。

 公園は、2018年に県の魅力ある観光地づくり事業で整備。管理運営は字で行っている。

 今回、同集落の東則雄区長(69)が「感染症で落ち込んでいる住民を明るくしたい」と公園内にイルミネーションを設置しようと考え、賛同した字民一人が費用を寄付した。

 デザインは航空自衛隊第55警戒隊沖永良部分屯基地の大石浩一さんが担当し、隊員20人ほどで設置した。1日には住民を集めて点灯式を行った。

 東区長は「多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。