喜界町地女連総会

4年ぶりに一般会員も参加した喜界町地女連総会

集落行事に積極参加を
4議案承認、ジオパーク講話も

 喜界町地域女性団体連絡協議会(宜名真孝子会長、会員580人)の2023年度総会が23日、同町自然休養村管理センターであった。3年以上続いたコロナ禍が変化していくなか、地域活動や集落行事への積極的な参加に努めるなど、新年度の事業計画を承認した。

 一般会員が出席する総会は4年ぶり。約60人が参加した。

 宜名真会長は、新聞記事で見た言葉をアレンジし「明治生まれの経験、大正生まれの知恵、昭和生まれの努力、平成生まれの発想、令和生まれの行動力を発揮したい」とあいさつ。「今年はコロナ禍の前に戻る年。みんなが協力して地域を盛り上げよう」と呼び掛けた。

 23年度中心テーマは「自然そして多様な人々との共存を目指そう~誰もが幸せに生きられる社会を」。重点努力目標には、▽地域活動への積極的な参加▽ごみ分別の学習▽他団体と協力した効果的な福祉ネットワークの実践▽検診受診による家族の健康づくり―の4項目を掲げた。

 総会では、事業計画など4議案を承認。花良治集落の吉田圭志さんによる「ジオパークって」と題する講話にも耳を傾けた。

 役員改選では、宜名真会長を再任。新副会長に玉美穂乃氏と中山宏江氏、新会計に外内京子氏を選任した。任期は2年間。