かごしま国体・トライアスロン競技会場をスタートした天城町の炬火リレー=30日午前、同町松原漁港
天城町につなぐ
トライアスロン会場
【徳之島】「燃ゆる感動かごしま国体」(特別国民体育大会・特別全国障害者スポーツ大会)の炬火=きょか=リレーは30日午前、正式種目のトライアスロン競技会場となる天城町入りした。同競技主会場の同町松原漁港から町役場までの計8区間にスポーツ少年団から70歳代まで計111人が参加。沿道住民らの声援を受けてトーチをつなぎ、国体ムードを高めた。
午前9時から松原漁港広場で出発式。森田弘光町長はあいさつで「本県では51年ぶりの秋季国体。天城町では10月8日、徳之島大会(6月25日開催)に続き2つ目のトライアスロン競技が行われる。〝ワンチーム・ワンハート〟で天城町の未来につないでいこう」などとアピールした。
第1区ランナーの岡前JVC(バレーボールスポーツ少年団)の辻原奏羽=そわ=さん(岡前小6年)に炬火トーチを託し、ランナーを代表して西繁夫さん(77)=松原上区、長寿会会長=が「燃える感動かごしま国体の成功を願い、天城町民の熱い思いで炬火をつなぎ、最後まで走り抜きます」と宣誓した。
午前9時半に第1区のメンバーがスタート。岡前JVCチームの松山杏咲=あずさ=さん(同6年)は「短い距離(約700㍍)だったが暑かった。選ばれて走ることができて楽しかった」とにっこり。
トライアスロン競技は10月8日、全国47都道府県の成年男女2人ずつが出場し、同町松原漁港でのスイム1・5㌔を皮切りにバイク42・8㌔、ラン10・7㌔の全長55㌔のコースで繰り広げられる。スタートは女子が午前9時、男子は午後0時30分を予定している。