海・空の便、終日欠航

閉鎖が続く奄美空港(7日午前11時頃、奄美市笠利町)

台風6号影響 しまバスも運休続く

 7日、台風6号の影響に伴い奄美群島を発着する海・空の全ての便が欠航した。

 8日もほとんどの交通機関で欠航が決まり、海の便は全便が欠航を決定。また、9日の那覇港発上り便「フェリーあけぼの」(マルエーフェリー)、10日の同港発上り便「クイーンコーラルクロス」(マリックスライン)の欠航も決まっている。

 空の便は、日本航空(JAL)が8日、与論―沖縄間の2往復4便を、航空券の払い戻しなど条件付きで運航を予定(7日午後6時現在)。その他、奄美群島の発着便は欠航を決定した。

 5日から全線の運休が続くしまバス(奄美市)は、乗客の安全確保などが困難であることを理由に終日運休する。

 また、台風による強風や大しけ、新たな崩土の恐れから、5町村の一部で交通規制(通行止め)を継続。

 該当の路線は次の通り。(7日午後4時現在)

 ▽宇検村 県道湯湾新村線の一部(う回路・農道湯湾中央1号線)▽伊仙町 鹿浦大橋▽天城町 町道秋神大橋の一部▽喜界町 町道小野津志戸桶線(小野津集落から志戸桶集落間の海岸線)、町道早町伊実久線の一部、空港臨海公園線▽知名町 漁港臨港道路の一部