3千発夜空彩る

夜空を彩った奄美まつりの花火(11日、奄美市名瀬商港区)

奄美まつり花火大会
12日の「舟こぎ大会」で幕

奄美群島日本復帰70周年記念第60回「奄美まつり」の花火大会が11日夜、奄美市の名瀬商港区であり、約3千発の花火が夏の夜空を鮮やかに彩った。

台風6号の接近の影響で、当初の日程を1週間延期し行われた。昨年まで新型コロナウイルス感染症の影響などから規模を縮小、会場周辺でのイベントを中止するなどの対策を行っていたが、今回は、4年ぶりに通常規模での開催。周辺には屋台なども並び、打ち上げ前から大勢の人出でにぎわった。

午後8時、打ち上げがスタート。小玉の花火など色とりどりに夜空を彩ったほか、大玉の花火も次々と打ち上げられ、来場者らは上空に次々と輝く〝大輪の花〟を堪能した。

奄美まつりは当初3~6日にかけ、花火大会のほか八月踊りやパレードなどが予定されていたが台風接近に伴い日程を延期、この日の花火大会と12日の舟こぎ大会で幕を閉じる。