徳之島町「ふるさと納税で町を元気に!」

奄美初の三つのGCFでの計1800万円達成に感謝をアピール(徳之島町職員ら)

奄美初、3GCFで1850万円

 【徳之島】徳之島町は今年度、新たに奄美群島初となる三つの自治体ふるさと納税型クラウドファンディング(GCF)プロジェクトを立ち上げて推進。合計目標金額997万6千円の倍となる過去最高の1856万1500円(今月8日現在)を達成。多方面からの協力に感謝し「ふるさと納税で徳之島町をもっと元気にしたい」とアピールした。

 同町企画課ふるさと応援推進室は、自治体が行うふるさと納税型GCF(ガバメントクラウドファンディング)で今年度は、6年連続となる▽徳之島高校応援プロジェクト(PJ)と▽アマミノクロウサギ保護PJに加え、▽徳之島町の花徳浜をウミガメの楽園に戻すPJも新たに取り組んだ。

 同GCF・PJ別の寄付件数と額は、▽「高校生による徳之島の魅力発信PJ」(目標額440万円)=支援者664人・寄付額821万6200円(募集サイト・ふるさとチョイス、JALふるさと納税)終了▽「ストップロードキル・アマミノクロウサギさんを守る」(目標額257万6千円)=支援者420人・寄付額617万1800円(ふるさとチョイス)終了▽「取り戻したいあの日のサーフ天国ウミガメの楽園」(目標額300万円)=支援者363人・寄付額417万3500円(ふるさとチョイス)10日まで受け付け中。

 同課ふるさと思いやり応援推進室の堀貴久室長(45)は「毎年継続して応援して下さる寄付者様も多く、本当に感謝しております。徳之島町ではこれからも高校生支援やアマミノクロウサギの保護対策、花徳浜の環境整備など、ふるさと納税で徳之島町をもっともっと元気にしていきます」と話した。

 ちなみに、同町の一般ふるさと納税は今年度(2月末現在)計4万640件・4億454万1千円で推移している。