奄美市合同入社式

決意を新たに社会人としての一歩を踏み出した新社会人たち

 

 

責任ある社会へ
47人、成長と活躍誓う

 
 
 2024年度第60回奄美市合同入社式(共催団体主催)は1日、同市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)であった。市内13事業所の新入社員47人が出席。真新しいスーツ姿の新入社員らは不安と期待を胸に新たな一歩を踏み出し、責任ある社会人としての活躍を誓った。

 共催団体代表で奄美大島商工会議所の有村修一会頭は「若々しいバイタリティー、柔軟性、意欲にあふれたエネルギーに大いに期待し、将来、奄美を支える人材になると確信している」などとあいさつ。松藤啓介・県大島支庁長や安田壮平市長が祝福する中、新入社員らは真剣な表情で諸先輩のエールに耳を傾けた。

 新入社員代表でNPO法人ディの溜畑(たまりばた)小粋さん(18)は「生まれ育った奄美で働けることに誇りを持ち、今日の気持ちを忘れず、日々努力を重ね、一日も早く戦力となる」と決意を表明。最後は万歳三唱で締めくくった。

 長崎県の大学を卒業し、新卒で㈱奄美航空に入社した山田直矢さん(23)は「奄美に来たことはなかったが、自然豊かな地で働きたいと思い入社を決意した。仕事を覚え、一日も早く戦力になれるよう頑張る」と語った。

 2日は、接遇マナーや新入社員の心構えなどを学ぶ合同研修会及び交流会を予定している。