手作りの飾りをつける瀬戸内町地域女性団体連絡協議会の役員たち
瀬戸内の地女連きゅら島交流館に設置
子どもたち短冊に願い
「ほいくえんのせんせいになれますように」。瀬戸内町古仁屋のきゅら島交流館で5日、瀬戸内町地域女性団体連絡協議会(川井黎子会長、会員約300人)らが手掛けた色鮮やかな七夕が飾られた。
七夕の飾り付けは同協議会が5年前から取り組んでいる。今年は飾り付け用に長さ約6㍍と、短冊用に長さ約2㍍の竹をそれぞれ準備。1か月前から飾りに使用するちょうちんや丸い輪などを手作りで制作し、地元の子どもたちも短冊にそれぞれの願いを書いた。
5日の設置作業には川井会長(70)ら役員8人が午前9時から飾り付けを行い、1時間かけて2本の竹を設置した。
川井会長は「毎年、子どもたちが書いた短冊を見るのが楽しみ。七夕の当日はシーカヤックマラソンもある。季節感を味わってくれたら」と語った。
七夕飾りは同館で8月10日まで飾られる予定。来館者用に短冊も設置してあり、専用の竹に飾ることができる。