県スプレーギク研究会の中田さん(右)から花束を受け取る児童ら(16日、和泊町)
大城小児童にスプレーギク贈る
県スプレーギク研究会
【沖永良部】県スプレーギク研究会は16日、和泊町立大城小学校(根釜恵理子校長)の5年生3人と6年生6人の計9人にスプレーギクの花束をプレゼントした。同研究会の中田勝巳さん(58)は「花は人を笑顔にするし、優しい気持ちにさせる。花と一緒に幸せな心を全国に届けたい」と話した。
同研究会では、花育活動の一環として、数えで13歳の年の祝いを迎える和泊町内の児童に毎年スプレーギクを贈っている。
この日は、同研究会の中田さんと大栄隼平さん(35)が同小を訪問。2人は、沖永良部島で生産されている花の種類やキクの栽培方法のほか、これから出荷の最盛期を迎えるバレイショについて説明した。
同小5年の玉井瑠香さん(11)は「島の農業について詳しく知ることができた。キクの花をもらって、これからも元気に生活していこうと思った」と話した。