シマ博冬開幕

30日から群島各地であまみシマ博覧会が開催されるのを前に、オープニングセレモニーが開かれた(29日、奄美空港)

奄美の魅力体感して
民俗体験など60プログラム用意

 奄美群島の様々な魅力が楽しめる体験型交流イベント「あまみシマ博覧会2016冬」(通称・シマ博)が30日から2カ月間の日程で、群島内各地で開催される。開幕を前に29日、奄美空港では黒糖レイとガイドブックを来島者向けに配布するセレモニーを開き、同イベントを盛り上げようとPR活動を行った。

 同イベントはぐ~んと奄美(奄美群島観光物産協会)の主催で、毎年夏と冬に開催している。期間は2月29日まで。

 奄美空港到着ロビーでは、同協会の関係者や、2016紬美人らが成田や羽田、福岡など各地からの乗客に黒糖レイをプレゼントし、ガイドブックを配ってシマ博をPR。思わぬ歓迎に少し驚きの表情を見せる人もいたが、多くの人が笑顔で本を手にしていた。

 同協会によると、今回は群島各地で全60プログラムを用意。自然を満喫できるツアー、踊りなどの民俗体験や雑貨品の製作など内容は様々。ぐ~んと奄美の市田祐太さんは「島外からの観光客はもちろんだが、島の多くの人にも参加してもらい、奄美の魅力を改めて感じてもらえたら」と呼びかけた。

 ガイドブックは約2万部を印刷し、機内座席ポケット(JAC機)や空港、各市町村役場や観光施設に置かれている。開催日や定員、予約期間などが異なるため、ガイドブックや公式サイト(http://shimahaku.goontoamami.jp/)で確認。事前予約が必要でTEL:0997―54―2621(シマ博予約センター、午前9時~午後5時)か、各プログラム実施者まで。