東京喜界会総会・芸能祭

東京喜界会総会・芸能祭

東京喜界島会旗を誇らしげに掲げる、青年部有志たち
満員の参加者にあいさつする、東京喜界会・郡会長

出身者ら島の情報交換楽しいひととき堪能

 【東京】東京喜界会(郡弘道会長)はこのほど、品川区立総合会館「きゅりあん」で第71回総会並びに芸能祭を開いた。400人が参加して、盛況となった。喜界島からは嶺義久副町長らが来賓で出席、出身者らも島の情報を交換しながら楽しいひとときを堪能した。

誇らしげな会旗を掲げ、原田尚樹青年部長を先頭に「すっとごれリーグ」に参加する青年部有志が、拍手の鳴り響く会場内を1周。旗を受け取った郡会長があいさつ。「昨年の記念大会は、皆さんのおかげで大成功しました」。無事終了した70回大会の感謝を伝え、「今回のパンフレットには、島の情報を特に充実させた。また、来賓で招いた関東伊佐会とは、これからも交流を深めていきたい」と、会場を埋め尽くした参加者に笑顔で語った。

議事、感謝状贈呈などの後、来賓を代表して喜界高校・盛初弘校長が登壇。「喜界の高校生は午前7時25分には登校して、礼儀正しく勉学に励んでいる。ほとんどが部活動に入っており、とても頑張っている」と、生徒の奮闘ぶりを報告した。

ほかに、嶺副町長、外内千里町議会議長、関東伊佐会・緒方優会長、東京奄美会・森眞一会長が来賓の言葉を寄せた。

総会後は、芸能祭と懇親会へ。金江房代さん、吉山恵美子さんの「朝花節」、英辰次郎顧問の乾杯でスタート。鹿児島県・松下正東京事務所長のあいさつの後、タナカアツシさんが、おなじみの「大島エレジー」を熱唱すれば、女性部が合唱を披露。東京志佐会女性部も華麗に舞った。全員での島口ラジオ体操で会場はいっそうなごやかに。還暦組有志は、踊りでステージを飾った。

久永さとみさんも、「スラヨイ黒糖」などを艶やかに歌い上げて、盛り上げた。「芸能祭」にふさわしい熱気に、参加者たちは大興奮。席を立ち踊る姿があちこちに現れた。クライマックスの「六調」で会場が一体となった会場は、万歳三唱で締めくくられた。
あでやかに歌を披露する、久永さとみさん

総踊りでシマ唄を唄う、タナカアツシさんは、「大島エレジー」も熱唱した