各地に爪痕

強風でなぎ倒されたサトウキビ。折れているものもあり、風の強さを物語る(午後2時37分、奄美市笠利町土浜)

大型台風10号奄美に接近

 大型台風10号は午前5時から風力を強め奄美に接近、満潮の午前8時33分には名瀬の護岸に打ち付ける波しぶきが道路にも吹き上げた。正午過ぎにピークを迎え、奄美地方南部は午後3時には、暴風域を抜けた。各地の台風の爪痕を追った。

満潮時、風も強く、海からの水が川を逆流する港町紬会館前(午前8時34分、新川河口)

全壊したトタンの建物(午後2時26分、龍郷町屋入トンネル赤尾木側)

屋根が国道58号をまたいで(午後2時48分、屋入)

河川の氾濫後、路上にごみなどがれきが堆積した(奄美市名瀬小湊)

強い風にあおられ公園内に植栽した樹木が倒れた(奄美市名瀬金久町)

台風が接近し白波が打ち寄せる奄美市名瀬鳩浜の海岸。時折、消波ブロックを超えた波しぶきが道路まで達した

和泊小学校ガジュマルの木倒れる