第3回目となる「まるごと奄美in東京」をPRする実行委員会のメンバー
今回で第3回となる「まるごと奄美in東京」が3年連続で今年も来月、武蔵野市吉祥寺本町の吉祥寺エクセルホテル東急(7・8階宴会場)である。ステージでの伝統芸能や郷土料理、黒糖焼酎飲み比べのほか、群島内から約30社が参加してのマルシェなど盛りだくさん。都内在住者に奄美を知ってもらう契機とする。
観光産業などさまざまな職種に関わるメンバー約40人で構成する実行委員会(奥圭太委員長)の主催。民間有志で実行委を立ち上げたが、最初の開催だった一昨年、昨年ととても好評だったことから、連続して第3回開催が決定したという。実行委の会長は、東急㈱の社外取締役でもある県奄美パーク園長・田中一村記念美術館長の宮崎緑氏が務める。
開催日は6月15日(土曜)・16日(日曜)の2日間。「奄美大島×東急ホテルズ」として、8階で開催されるのがまるごと奄美。両日とも昼・夜の公演(各公演120人限定)で、入場チケットは大人(中学生以上)1万5千円(前売り6月7日まで1万2千円)、4~12歳7千円。楠田莉子さんによるシマ唄ライブ、八月踊り(参加型)のステージ発表があり、奄美の食材を使った郷土料理が味わえるほか、全蔵元の銘柄が一堂にそろう黒糖焼酎飲み比べ(飲み放題)、ヤコウガイを使ったネックレス作り、ソテツ工作、大島紬の着付けや機織りといった体験ができる。サンシン(三味線)、チヂン(太鼓)、ハト(指笛)体験によって奄美の伝統芸能の担い手となることもできそう。
7階であるマルシェはチケットなしの入場無料。群島内メーカーによる物産販売のほか、体験ブースが設けられる。
実行委員長の奥さんは「ステージや料理も今回は一段とレベルアップしている。JALの協力により奄美への旅行気分が味わえるデジタルフライトシミュレーションも予定している。奄美に行ったことがないという皆さんに来場していただき、奄美を知ることで行ってみたいというきっかけにしたい。たくさんの皆さんの来場をお待ちしてます」と語る。都内在住では奄美出身の学生もボランティアで参加するという。チケット購入など問い合わせはinfo@marugotoamami.comへ。