松山くん(朝日小)が全国銅賞

灯台絵画コンテストで銅賞を受賞した松山航大くん

松山くんが描いた『奄美の伝統舟こぎ競争を見守る灯台』(提供写真)

海上保安庁・灯台絵画コン
舟こぎ見守る灯台描く

海上保安庁が募集していた灯台絵画「灯台絵画コンテスト 2015」(公益社団法人燈光会主催)の審査結果がこのほど発表され、奄美市名瀬の松山航大くん(朝日小6年)の描いた『奄美の伝統舟こぎ競争を見守る灯台』が、全国の小学生高学年の部で銅賞に選ばれた。4日、朝日小の校長室で表彰式があり、奄美海上保安部の佐藤至部長から松山くんに賞状と記念品が送られた。

同絵画コンクールは「灯台のある風景」をテーマに全国の小中学生を対象に実施しているもので、全国から573点が出品された。小学校低学年、高学年、中学生の部から、金賞から銅賞まで各部門8作品を選出する。

松山くんによると、作品のモデルになったのは瀬戸内町西古見の曽津高埼灯台。家族旅行で目にしたとき、「かっこいい」と感じ、9月ごろにクラスで挑戦した舟こぎ競争と合わせ、1枚の絵としようと決めたという。描くにあたり松山くんは「一人一人楽しそうにしながら、真剣に舟をこぐ様子が伝わるよう、表情に気を付けた」という。

今回の受賞については「金賞を狙っていたので、銅賞は少し残念だが、周囲の人は喜んでくれたので良かったと思う」と感想。さらに今後の目標について「卒業後は中学校でも絵を描くと思う。もっとレベルアップした絵を描いていきたい」と話した。