鹿児島市で大島紬フェスティバル

認定証を受け取る新クイーンの久木崎さん、友原さん(10)、日高さん(9)

鹿児島純心女子短大生による大島紬ファッションショー

紬の「無限の可能性」示す
新クイーンに日高さんら3人選出

【鹿児島】第30回国民文化祭・かごしま2015「本場大島紬フェスティバル」が6日から、鹿児島市の宝山ホールで開催されている。7日は2016年度の大島紬クイーンコンテストや鹿児島純心女子短大生による大島紬ファッションショーなどがあった。

コンテストには県内在住の18歳以上の応募者107人から1次、2次審査を通過した15人が参加。全員が大島紬を着用し、紬への想いや着物文化に対する考えなどを審査員にアピールした。奄美パーク園長の宮崎緑氏ら審査で、鹿児島市内在住の高校教諭・日高佑郁さん(28)、大学生の友原千波さん(21)、大学生の久木崎弥那美さん(22)の3人が新クイーンに選ばれた。

本場大島紬織物協同組合の窪田茂理事長から認定証を受け取り、2015年クイーンの3人からそれぞれタスキを受け継いだ。「まさか選ばれるとは思わなかったけど、自分の着物への愛は伝わったと思う」(日高さん)「感激の涙もこの大島紬が受け止めてくれた」(友原さん)「歴代クイーンの意思を受け継ぎ、素晴らしい伝統をいろんなところでPRしていきたい」(久木崎さん)とそれぞれ感想を語っていた。審査員長の宮崎氏は「紬の持つ無限の可能性を感じた。クイーンの皆さんにはこれらの情報発信をお願いしたい」と激励した。

ファッションショーでは同大生活クリエートコースの学生が、「Sense~感じる・伝える・広がる」をテーマに、新作衣装を発表した。着物をはじめワンピース、カクテルドレス、ウエディングドレスなど和洋折衷の斬新な意匠が観客を楽しませた。

フェスティバルは8日まであり、8日はミュージカルやファッションショーなどがあった。
(政純一郎)