徳之島町文化祭

徳之島町文化祭

舞台発表に計27団体約380人が出演した徳之島町文化祭=23日、同町文化会館

舞台発表に総勢380人
生涯学習の成果一堂に

 
【徳之島】第36回徳之島町文化祭(町文化協会主催)は23日、「こころ豊かに~燃えよ文化の祭典~」をスローガンに町文化会館であった。老若男女の仲間たちが情熱を傾けてきた生涯学習・自己研さん成果の一端を舞台や展示で発表。満員の住民たちからは称賛の拍手が送られた。

午前9時から同館ロビーであった作品展示の部でスタート。町文化協会会員など計16の個人・団体が書道や絵画、短歌、フラワーアレンジメント、盆栽などの力作を展示。茶道教室の実演発表も並行してあった。

午後1時からの開会式あいさつで幸野善治町文化協会長は「国文祭を一過性のものにせずに、集落やまち興しと同じように、郷土芸能の復活にも皆さま方のご協力を」とも呼び掛けた。高岡秀規町長や秋武喜一郎教育長の祝辞に続き、徳之島子ども劇場の仲間たちの「島を踊ろう~ワイド~」で幕が開いた。

ピアノ独奏や島唄・三味線演奏、日舞・琉舞、社交ダンス、小学生のクラスぐるみのヒップホップ、混声合唱など計27のプログラムに総勢384人(主催者)が出演。立ち見のでる600人超の観客たちを楽しませた。