奄美新聞旗9人制バレー

男子決勝、上方がフルセットの末金久に勝利した

上方(男子)、下方(女子)2年ぶり優勝
ともにフルセットを制す

第8回奄美新聞社旗争奪奄美市地区対抗9人制男女バレーボール大会が22日、同市笠利町の太陽が丘総合体育館であった。男子は、上方が金久をフルセットで破り2年ぶりの優勝。女子は、下方が最終セットにもつれ込んだ上方との一戦を制し、2年ぶりに優勝を飾った。

大会は同市8地区に分かれ、男女各2パートのリンクトーナメントで覇を競った。20歳代から50歳代まで幅広い年代で編成される各チームが、予選からトーナメント進出を懸けて、白熱した試合を展開した。

男子は決勝進出の上方、金久ともに予選を2位で突破するも、準決勝はストレートで勝利し、勢いそのままに臨んだ。1セット目、金久が9点差をつけ先取したが、次セットからは上方が試合の流れをつかみ、2セット連取で勝利を飾った。

女子決勝は、昨年に続きこの舞台に戻ってきた下方と、予選同グループを戦い、1位通過した上方との対戦。全ての試合をストレートで勝利してきた上方がまず先取したが、2セット目以降は、下方が手堅く点を積み上げ、
徐々に点差を引き離す展開で上方を下し、2年ぶりの優勝を果たした。

大会結果は次の通り。

【男子】
▽予選パートA
 下方2―0金久、伊津部2―1奄美、下方2―1伊津部、金久2―0奄美
▽同B
 古見方2―1住用、笠利2―1上方、笠利2―0古見方、上方2―0住用
〈トーナメント〉
▽準決勝
 上方2(21―15、21―16)0下方、金久2(21―14、25―23)0笠利
▽決勝
 上方2(12―21、21―15、21―13)1金久
◇最優秀選手
 50歳代=南雅之 40歳代=要田健士 30歳代=貴島慎介 20歳代=川元洋二

 

【女子】
▽予選パートA
 金久2―1古見方、笠利2―0伊津部、笠利2―0金久、伊津部2―0古見方
▽同B
 下方2―0奄美、上方2―0住用、上方2―0奄美、下方2―1住用
〈トーナメント〉
▽準決勝
 下方2(21―15、21―16)0笠利、上方2(21―14、21―13)0伊津部
▽決勝
 下方2(18―21、21―10、21―14)1上方
◇最優秀選手
 50歳代=積まゆみ 40歳代=田中美智乃 30歳代=園田香奈子 20歳代=小原夏季