多彩な内容で約４００人が交流した第１回「ジュニア・クリスマスフェスタ」＝６日、天城町
親子連れ参加 多彩イベントに歓声
【徳之島】青少年育成関連の行事を統合して新たに打ち出した第１回「天城町ジュニア・クリスマスフェスタ」が６日午後、同町Ｂ＆Ｇ海洋センター体育館であった。親子連れ約４百人が参加。人権作品の表彰や図書の読み聞かせ、劇やダンス、多彩な舞台発表、お楽しみ抽選会など青少年ら自ら企画・運営の交流イベントでにぎわった。
年末に集中開催してきた「ジュニア文化祭」（文化協会主催）、「青少年ふるさと大会」（町子ども会育成連絡協議会同）、町立図書館クリスマス会（町教育委員会同）の３行事を統合。その第１回の企画・運営は、先の国文祭イベントで１年がかりの島口ミュージカルを演じて大好評を博した「結＝ゆい＝シアター手舞＝てまい＝」の中高生らが担当した。
開会行事では「人権週間」（４日～10日）にちなみ募集した図画・作文・標語コンクールの入賞者たちを表彰。応募全作品も展示紹介した。春利正教育長は行事の統合・合理化による第１回大会の意義も交え「古い文化を継承しつつ、新しい文化も創り出していきましょう」とも呼びかけた。
第１部（クリスマス会）では名須・大和川親子読書グループの読み聞かせ、結シアター手舞の中高生約30人による「クリスマス劇＆ダンス」、自分だけのツリー制作も楽しんだ。第２部（舞台発表）は、天城カトリック幼稚園児たちの合奏を皮切りに、学校単位など計11団体が出演。第３部（お楽しみ会）では楽しいゲームやレクリエーション、プレゼントの抽選会で会場をわかせた。