奄美紅白歌合戦

奄美文化センターで行われた第6回「奄美紅白歌合戦」。多くの人が来場し、出演者たちのステージを楽しんだ

今年は初の引き分け
趣向凝らしたステージ、来場者楽しませる

第6回「奄美紅白歌合戦」(㈱セントラル楽器主催)が6日夜、奄美市名瀬の奄美文化センターであった。今年は紅白合わせて20組と、各チームの応援団2組が出場。見事な歌声で1200人の来場者を魅了したほか、各出演者のステージ演出でも楽しませた。

奄美紅白歌合戦は奄美ゆかりの歌い手たちが集結し、新民謡や奄美歌謡などを披露する恒例イベント。今年も推薦された中から実行委員会が厳正な審査の末選出した。

今年は昨年優勝の白組・南条かつみさんの「奄美月夜」で幕開け。紅白交互に奄美で活躍する歌い手たちがきらびやかな衣装や、ダンスと共演するなど趣向を凝らした演出のステージを披露。出演者のステージが終わるごとに、ファンからは花束の贈呈なども。また、白組応援団の夢魅神楽と紅組応援団のリッコモダンジャズバレエスタジオも花を添えた。

紅組司会を渡陽子さん、白組司会を指宿正樹さんが務め、各出場者の紹介やインタビューも。会場では来場者も大きな拍手やハト(指笛)で盛り上げ、出場者を盛り上げた。

昨年4年ぶりに優勝した白組は連覇、紅組も奪還を目指してステージに臨んだものの、6人の審査員による審査の結果、今年は開催史上初の引き分けとなった。