中高生がALTと英語キャンプ

ALTと共に昼食作りに取り組む子どもたち

英会話で触れ合う
大高主催 宇検村でゲームやディベートも

 大島高校(奄美市名瀬)が主催の英語キャンプが5~7日まで、宇検村で行われている。同校や同市内の中学校から子どもたちが参加。県内のALTたちとさまざまな活動をして英会話で触れ合っている。

ALTとの交流で生の英語に触れ、英語を話す機会にもしてもらおうと、「奄美市魅力ある学校づくり支援事業」を活用して開いた。3日間、原則英語だけで会話するキャンプ。村に宿泊し、村の生涯学習センター「元気の出る館」で主に活動。ALTは9人が参加している。

6日は折り紙のほか、中学生は宝探しゲーム、高校生はディベートでALTたちと交流するなどした。タコスなど昼食を作る前には、子どもたち23人が、材料や調理方法など料理で使う英単語をALTと共に練習。その後はALTと仲良く調理に取り組み、昼食を共にした。

大島高校1年で英語部の安田佳夏さんは、東京オリンピックで通訳ボランティアをしたいという目標のために参加。「ALTの方たちがすごく優しくて明るく話しかけてくれる。ほかの学生と打ち解けていくのも楽しい」と話していた。

7日はスピーチコンテストやディベート大会(高校生のみ)などを行う予定。