大高でセンター試験激励会

男子寮生の応援演舞を見る3年生

3年生健闘を誓う

今月16、17日に実施される「大学入試センター試験」を前に、奄美市名瀬の大島高校(743人)で8日、受験する3年生を激励する会が開かれた。1、2年生や教員からの応援を受け、健闘を誓った。

同校は3年生のほとんどにあたる210人が出願。池田浩一校長は「1週間後のセンター試験、悔いのない形でそれぞれが力を発揮することを祈念する」と激励。生徒会長の平勝範君(2年)が「それぞれ目指す道は違うと思うが、今まで頑張ってきたことを信じてセンター試験に臨んでほしい。先輩たちが試験で最大限の力を出せるよう祈っている」とエールを送った。

男子寮生が〝応援団〟として演舞を披露。3年を代表して上村梨華さんが教員や家族らのサポートに触れた上で、「お世話になった人たちへの感謝の気持ちを忘れず、ここまで進んできた自分を信じてベストを尽くしたい。みなさんの応援を力に変えて頑張る」と決意を述べた。

センター試験は奄美では同校が唯一の試験会場となって実施される。同校では275人が受験する予定。16日に地歴・公民、国語、外国語、17日に理科、数学が実施される。