のぞみ園で成人の祝い

新施設で初めて迎えた、のぞみ園の「新成人お祝い会」

希望失わず歩もう
20年前振り返り成長喜び

社会福祉法人聖隷福祉事業団が運営する児童発達支援センター「のぞみ園」(雨宮努所長)=奄美市名瀬和光町=で10日、新成人お祝い会があった。15年前にのぞみ園を巣立ち、大人の仲間入りを果たした14人のうち5人が出席。新成人紹介で誕生時の20年前を振り返り成長を喜ぶとともに、これからも希望を失わず歩むことを刻んだ。

保育所跡の建物を活用して1996年に開園したのぞみ園は、今年4月には開園20年の節目を迎える。子育て支援の施設(障がい児通所支援)で、年齢や発達に応じて療育を実施しており、現在90人以上が利用。昨年8月に新築の施設が完成し、佐大熊町から和光町に移転した。

お祝い会では、新成人一人一人が家族とともに入場すると拍手で祝福。雨宮所長があいさつ、「これからは大人の一員としての自覚や判断が求められるが、どんな苦難に直面しても乗り越えることで、その先には希望がある。希望に向けて歩みを進めてほしい」と激励した。

NPO法人チャレンジドサポート奄美の向井扶美理事長が来賓祝辞。「みなさんは周りの人々からたくさん愛されて、ここまで立派に成長した。前向きな姿勢や笑顔はとても素敵。ぜひ胸を張って大人にチャレンジしてほしい。たくさんの応援団がおり、さまざまな支援施設・事業所の誕生で安心できる奄美になりつつある」と語った。

 族による新成人の紹介も。「この子のおかげで、とてもいい人生が送れている」「無事に成人を迎えることができ、20年前のことを思い出す。生まれていくという力の強さ、生命力に救われた」「成人を迎え大人の仲間として一緒に成長したい」などの言葉で家族は、ともに喜びを実感していた。

のぞみ園の職員からは新成人に対し「これから、ますますさまざまなことに挑戦し、素敵な社会人を目指して」とのメッセージが寄せられた。