日本実業団陸連、市役所表敬

宗長距離マラソン部長(前列中央)をはじめ、日本実業団陸上競技連合・強化委員らが市役所を表敬

順調な合宿報告

今月7日から奄美入りし、合宿を行っている日本実業団陸上競技連合(男子マラソン)から宗猛(旭化成総監督)長距離マラソン部長をはじめスタッフ関係者計5人が12日、奄美市役所を表敬。これまでの練習経過や東京オリンピックなど今後の大会に向けた抱負などを語った。合宿は16日までを予定している。

奄美合宿は冬期に行う恒例行事となっており、今回実業団15チームの選手、監督など同連合スタッフ関係者合わせて37人が参加。表敬には、宗部長のほか、富士通・福嶋正監督、NTN・亀鷹律良監督、MHPS長崎・黒木純監督、坂梨博事務局長が訪れた。

宗部長は「昨年より故障選手などが少なく、多くの選手が参加している。温暖な気候のもと風は若干強いが、練習もこれまで影響なくできている」などと順調さを報告。2月の東京マラソン、3月開催のびわ湖毎日マラソンに出場を見込む選手らも参加し、龍郷町公認マラソンコースを中心に、名瀬総合運動公園クロスカントリーコースなどで走り込みや、公式のレースペースに近い本格的な練習メニューにも取り組んでいるという。

2020年の東京オリンピックに向けた選手育成について、宗部長は「東京での開催決定の効果が大きく、各マラソン大会に出場する若い選手が増えてきた。オリンピックに向け、明るい材料になっている。期待をしながら、指導していきたい」と語った。