子ども達へ記念野球帽贈る

球団から創立5周年を記念した野球帽が奄美大島島内の子どもたちへ贈呈され、朝日小で3日、児童らに配布された

横浜DeNA創立5周年
朝日小、全校朝礼で配布

 例年、奄美市で秋季キャンプを行っている横浜DeNAベイスターズは、今年球団創設5年目を迎えるのを記念しこのほど、「5周年ロゴ入りベースボールキャップ」を奄美大島島内の小学校や、幼稚園、保育園などに通う子ども6475人にプレゼントした。同市内の朝日小学校(小川裕次校長)では3日、全校朝礼があり、届いた帽子が児童らに配られた。

 同日は全校体育と呼ばれる運動に取り組んだ後、球団の後援団体関係者も見守るなか、小川校長が児童代表の6年生3人に手渡し、他の児童へもクラスごとに配布された。島内全体では小学校の58校のほか、幼稚園、保育員など62の関連施設へ贈られている。

 地元の野球チームに所属する村山匠美君(12)は「応援しているチーム。欲しかったので、とてもうれしい。キャンプ中は家族とも何度も見学に行っている。野球選手を目指し、頑張っていきたい」と笑顔を見せた。

 2010年から始まる奄美キャンプは昨年で6回目を数えた。11年に球団名を「横浜DeNAベイスターズ」に変更。今年12月1日で創設5周年を迎える。

 球団はこのほか、本拠地のある神奈川県内、春季キャンプ地の宜野湾市の子どもたちなどへも「スポーツを通した、子どもたちの心身ともに健全な未来」を願い、記念キャップを贈呈している。