奄美市〝10歳〟祝う

東城小・中の児童生徒の元気なステージ。会場を明るくした

奄美10歳②
奄美市〝10歳の誕生日〟を祝いバースデーケーキも登場した

元気あふれる楽しいステージ
20日、合併から10年

 20日に奄美市が合併から10年を迎えるのを前に、あまみエフエム(NPO法人ディ)主催による記念イベント「祝奄美市10祭ハッピィバースディ!」が19日、同市名瀬の奄美文化センター・1万人広場で開催された。子どもたちを中心に元気と明るさにあふれた楽しいステージが続き、奄美市の〝10歳の誕生日〟を盛大に祝った。

 午前11時開始。トップバッターのあやまる会は元気な歌声の島唄を披露。会場と一体となったワイド節で場を盛り上げた。続く東城小・中の児童生徒は歌や島口カルタなど学校自慢を紹介。大声と笑顔による元気なステージで会場を明るくした。

 その後も赤木名保育所、住用中の子どもたち。またカサリンチュをはじめ地元アーティストも登場し、曲を披露した。

 他にも奄美市連合青年団、コクトくんも登場してのバースデーケーキのお披露目。さらには、この10年の間に結婚した市内の夫婦を招いたトークショー「奄美市ん婚さん、いも~れ!」など楽しい企画が続いた。

 ステージで島唄を披露した、奄美市と〝同い年〟10歳の萩原かほさん(あやまる会)は「ステージに立つのは少し恥ずかしかったが、見ている人が喜んでくれてうれしかった。奄美市は自然豊かで住みやすく大好きです」と話していた。

 同日は笠利、名瀬、住用の各地区から多くの人が来場し、イベントを楽しむとともに、市制施行10年をお祝い。イベントの様子はラジオを通じて生放送され、市内はもちろんインターネット(サイマルラジオ)を通じて全国に発信された。