大島養護学校で入学式

新たな門出を迎えた新入学生

明るく豊かな学校生活を
胸ふくらませ28人入学

 龍郷町の県立大島養護学校(中村周一郎校長、児童生徒97人)は7日、2016年度入学式を開いた。この日は小学部2人、中学部8人、高等部18人の計28人が入学。これからの学校生活に胸を膨らませながら、新たな一歩を踏み出した。

 在校生や教職員、保護者らが見守る中、新入生が入場。名前を読み上げると、元気よく返事して一礼し場内から拍手が送られた。

 中村校長は、▽学校生活には楽しいことがたくさんある(小学部)▽これまで学んだことを生かし学業に励む(中等部)▽社会自立に向け、自身の目標達成する心を養う(高等部)―と各新入生を激励し、「新入学生には、明るく、豊かな学校生活を送ること願いたい」と式辞。PTA会長の祝辞や祝電披露もあった。

 在校生代表の高等部3年・坂元伸伍君は「新たな学校生活に不安な気持ちもあるかと思いますが、遠足や運動会などの行事をみんなで楽しみたい」と歓迎の言葉を述べた。

 新入生を代表して、高等部1年の木場颯=はやて=君は「きょう新たな気持ちで登校した。初めて会う仲間や先生、教室、いろいろなことが楽しみ。早く学校に慣れ、勉強や運動に取り組みたい」と力強く誓った。