看護福祉専門学校 新入生82人が入学

新入生代表の手蓑さんが誓いのことばを述べた

将来の夢や目標に一歩

 奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)は9日、第22回入学式を行った。県外からの9人を含む新入生82人は、学校生活を送る仲間とともに将来の夢や目標に向かって新たな一歩を踏み出した。

 保護者や関係者が見守るなか、新入生が入場すると大きな拍手で迎えられた。学生の内訳は▽看護学科41人▽こども・かいご福祉学科14人▽調理師養成学科21人▽医療秘書学科6人。出身校別でみると、群島内61人、県本土12人ほか、沖縄県、宮崎県、東京都となった。

 新入生を前に向井校長は「入学所期の目的を貫き極められるよう、研鑽と努力することを願いたい」と式辞。後藤洋一理事長が「それぞれの目標に向かって前進し、充実した学校生活を過ごしてほしい」と告示したほか、朝山毅奄美市長(代読)の祝辞もあった。

 新入生を代表して調理師養成学科・手蓑美優さんは「知識や技術を身に付け、社会から求められる人材になれるよう日々励みたい」と述べ、同校の掲げる「道義」「実利」「勤労」の理念に基づいた行動を誓った。

 またこの日は、唄者でOBの前山真吾さんの祝唄や卒業生からの応援メッセージ。在校生による手話コーラスやダンスも披露され、和やかな雰囲気に包まれた。