徳之島「夢」振 植樹用の花木提供

入学記念のヒカンザクラを植樹する新1年生たち=11日午前、神之嶺小

美しいサクラ咲かせて
卒・入学記念に3年ぶり再開

 【徳之島】徳之島出身者など有志でつくるNPO法人徳之島「夢」振興会議(事務局・東京都、横田捷宏理事長)のフラワーロードプロジェクト・徳之島花いっぱい運動では今春、児童生徒の記念植樹用花木の提供を3年ぶりに再開。徳之島町立神之嶺小では11日、新1年生12人が、会員たちの協力でヒカンザクラの幼木1本を校内に植えた。

 同プロジェクトは2004年、「ふるさとに百万本の花木を植えて美しい島に」と県道沿いへのハイビスカス植樹で始まった。翌04年から島内全小の新入学児童1人1人の記念植樹用に苗を提供するなど本格化。その後すべての中・高校入学記念用にも広げていた。

 だが、本格化10年を経て植栽スペース確保の難しさなど温度差が生じ、14年から2年間は中断。そして今春、各校の要望に沿って卒業記念用も加え、開花可能期に育ったヒカンザクラ幼木(高さ約3㍍)を1、2本ずつ用意。希望のあった小中高33校に計53本を贈っていた。

 神之嶺小(東友幸校長)には「夢」振興会議の重岡堯夫=たかお=徳之島事務所長(72)ら会員3人が訪れ、「6年間、サクラにしっかりと水をやって花を咲かせて。卒業後もサクラと再開に来てほしい」と期待。子どもたちは真新しい運動靴の泥汚れも気にせず、「きれいなサクラが咲きますように」と全員で土を入れた。