若い主婦ら女子会

やりたいことについて意見を出し合う参加者

宇検村、多目的家屋で初開催
フリマなどアイデア発表も

 宇検村に住む若い母親らが11日、同村宇検集落の多目的家屋「みんなのいえ」で女子会を開いた。物々交換をしたり、今後やりたいことについて話し合ったりするなどして交流した。

 村の将来について考えるために村の若者らで結成された「やけうちフューチャーズ」から「チーム羽」が主催し初開催。

 会には赤ちゃんを連れて参加する人も見られた。物々交換したのはおもちゃや子ども服、女性服などで、メッセージカードに不用になった理由などを書いて物に添えた。

 今後やりたいことについては、グループごとに話し合いをしアイデアを出し合った。その後のアイデア発表では、フリーマーケットの開催や、地元の高齢者から島唄を学ぶなど、さまざまなアイデアが発表され、すぐにできることや夏までにできることについては実施を検討するとした。

 また、村内に放課後児童クラブを作ることについて、チーム羽が発表。村内で行ったアンケート調査の結果や、大和村の放課後児童クラブを見学したことを報告し、指導員を確保するなどして来年4月には運営をスタートさせたい意向があることを示した。

 村地域おこし協力隊の重田朱美さんも発表。任期を終えた後に村内にコーヒー店を開き、コーヒー栽培や店舗の運営などを通じて地域貢献したい考えを持っていることを語った。

 赤ちゃんを連れて参加した肥後夏希さん(29)は「普段子どもと2人でいることが多いので、いろいろな人の話を聞いたり、話せたりしてとても楽しめた。今後も積極的に参加したい」と話していた。

 村役場職員でチーム羽の中田美幸さん(33)は「ゆっくり話をすることができてよかった。今後は、ゆるく気軽で来たい時に参加できる場にしていきたい」と語っていた。