働く女性代表として白大島着て講演(東京代表)へ

「大島紬を織っていた母親の背中を見てきたから働くのは当たり前と思ってきた。奄美生まれなので、あまりうじうじしないんですよ」と笑顔で話す江浪まつみさん=東京都中央区銀座の三越の屋上レストランで

プログラムマネジメント推進部部長 江浪まつみさん(54)奄美出身
トランスコスモス㈱BPOサービス統括事業推進本部 ビジネスデベロップメント統括部

 【東京】日本経済新聞社、日経BP社は女性の活躍推進を応援する日経ウーマノミクス・プロジェクトの一環として今年で3回目となる「WOMAN EXSPO TOKYO 2016」を21、22の両日に東京ミッドタウンホール&カンファレンスルームで開催する。

 21日に開催される「女性リーダーたちに学ぶ幸せなキャリアの法則~女性がキャリアを切り拓くために今学ぶべきこと」の講演会には奄美出身の江浪まつみさんが登場する。

 江浪さんはNECの子会社在籍時の1991年に長男を出産。94年にトランスコスモス大阪本部に入社。同社はコスト削減や売り上げ拡大など企業が抱える経営課題を解決に向け支援する様々なアウトソーシングサービスを世界規模で展開するグローバル企業。その中で、2004年から東京本社に単身赴任して、今年4月からはプログラムマネジメントの責任者として組織を統括している。

 同社で初の子育て女性第一号でもある江浪さんは、当日の講演会に牧絹織物の受賞作品である白大島を着て臨むという。「せっかくのチャンスなので、奄美生まれと大島紬をPRして働く女性たちへのアピールにしたいと思います」と抱負を語った。

 同イベントはネットで募集も行っている。詳しくは「WOMAN EXSPO TOKYO 2016」まで。