新役員の紹介が行われた東京住用会=東京都千代田区六番町の主婦会館にて
【東京】第88回東京住用会・懇親会は、22日四ッ谷の主婦会館で開かれ、役員改選で新会長に野沢有得さんを再選、3月まで奄美市東京事務所長だった、松原昇司住用総合支所事務所長も参加。二部の会では「サン奄美」を設立し業務に精励、国民の規範たるべき人に授与される黄綬褒章を受章した和田美智子さんの「叙勲のお祝い会」も奄美市連合会と共催で開かれた。
再任された野沢会長は、若い執行部の芽を育てるためにもう一期という声に押され、引き続き引き受けることになったとあいさつ、「島との連携、その一環として『NPO法人すみようヤムラランド』の活動支援、関西の住用会とも連携を取り、島のますますの発展に寄与していきたいと思っている」と抱負を述べた。
また、松原所長は「1カ月ぶりに上京したが、ようやく住用の状況がみえてきた」として、災害で浸水した市営住宅の再建を望む声が出ていることや、タンカンの更なるPRの依頼、人口減少の状況などを説明、同会へ「島への協力支援をよろしくお願いします」と切望した。
二部の会では黄綬褒章を受章した和田美智子さん「叙勲を祝う会」も行われ、和田さんは「私だけへの受賞ではなく、旧住用の農家の方、地域のみなさん、そして、大島支庁農政普及課の普及員の方々、奄美市役所の方たちのご指導ご協力のおかげでいただきました。先輩方がたくさんいらっしゃる中でお祝いしていただき本当にありがとうございます。17日にサン奄美を代表して農林水産省に出向き表彰状をいただき、その後天皇拝列式に臨んで感動の極みでした。今後も後輩の励みになるよう気張っていきたい」と語った。
懇親会では脇田真由美女性部長が司会を担い、島唄やフラダンスの余興が催された。