大和村で「自然の家がやってきた」

大和村で行われた「自然の家がやってきたin大和村」

ペットボトルロケットなど楽しむ
創作活動など楽しむ

奄美市名瀬の奄美少年自然の家(竹之下浩徳所長)の2016年度「自然の家がやってきたin大和村」が29日、同村体育館と大和中校庭で開かれた。村内の児童生徒や親子連れなどが来場。創作活動や、ジャンボ風船やペットボトルロケットなどを楽しんだ。

同事業は自然の家職員らが地域や学校などに出向き、創作活動プログラムを展開することで、地域の児童生徒などの豊かな感性を育むとともに、体験活動の重要性や必要性を啓発することなどが目的。今年度も大和村を皮切りに宇検村や瀬戸内町など群島内の町村や学校などで予定している。

大和村では同村教育委員会と協力し、わたあめ作り体験や空き缶ポップコーン、プラホビー、スライム、ペットボトルロケットなど12個のブースを設置。どれも無料や100円以下で体験できるとあり、村内の児童生徒が友達同士で訪れたり、小さな子どもを連れた家族らの姿もあった。

この日は天候にも恵まれ、屋外活動も実施。少しでも遠くに飛ばそうと、熱心にペットボトルロケットに空気を入れたり、大きなシャボン玉作りに挑戦する姿が見られた。

佐藤一花さん(大和小3年)は「ポップコーン作りでは、缶の中でポンポンと弾ける音がしたので、一番楽しかった。家でもやってみたい」と語った。