海上保安庁マスコット「うみまる」とふれあう園児たち
海への関心高めて 「うみまる」も登場
小宿幼稚園で
奄美海上保安部による「海洋環境保全教室」が13日、奄美市名瀬の小宿小学校附属幼稚園(西正和園長、園児34人)であった。教室では海上保安庁の仕事の紹介や、同庁のマスコット「うみまる」とのふれあいを行い、園児たちは海への興味を高めた。
同庁では「未来に残そう青い海」をスローガンに6月の1カ月間を「2016年度海洋環境保全推進月間」と設定。これに合わせて園児に海洋環境について考え、海への関心を高めてもらうことが目的。
始めにスライドを使用して同庁の仕事内容を説明。海でのパトカーや救急車、消防車の働きをする船などを紹介し、園児たちは興味津々。続いてアニメ鑑賞ではゴミを捨てることで海に及ぼす影響などを学んだ。海で遊ぶときは▽ゴミを捨てない▽親とは離れない▽沖には行かない―など事故防止と環境保全を呼びかけた。
同庁マスコットの「うみまる」が登場すると園児たちは真っ先に駆け寄り、抱きついたり、握手をしたりとふれあいを楽しんだ。
畑花香さんは「うみまるは面白くて楽しかった。ふわふわしていて可愛かった」と喜びの表情。同部警備救難課国際取締官の荒砂真仁さんは「みんな真剣に取り組んでくれた。環境保全について考えてもらう良い機会になった」と話した。