「タラソの風」に決定

伊地知実利町長から感謝状を受け取る前田ちづるさん=和泊町=

和泊休憩施設愛称
前田さん(大城小)感謝状

 【沖永良部】和泊町は17日、6月に開園した和泊休憩施設の愛称が「タラソの風」に決まったと発表した。考案者は、同町立大城小学校5年の前田ちづるさん(10)。町内の小学5、6年生から募集した72点の作品から選ばれた。

 施設は、道路利用者の休憩場所としてタラソおきのえらぶ隣に完成。敷地面積は5500平方㍍で、芝生グラウンド(3700平方㍍)や遊歩道、屋外トイレなどを整備。海側に突き出た展望棟からは太平洋が一望できる。

 同日、役場町長室で感謝状の贈呈式があり、伊地知実利町長が前田さんに賞状を手渡した。

 伊地知町長は「清々しく気持ちの良いネーミング。施設のイメージにも合っている」と評価。

 前田さんは「風車に風が集まるように、公園に多くの人が訪れ楽しい時間を過ごして欲しい」と話した。

 同町では、休憩施設に愛称看板の設置を予定している。