ティダスポーツ奄美

加計呂麻島で夏キャンプを実施した奄美ティダスポーツクラブ=提供写真=

自立心養成、会員同士交流
加計呂麻でキャンプ

運動教室などを展開するティダスポーツクラブ(本部・東京都江戸川区)の奄美支部は7月26日から2泊3日の日程で、瀬戸内町加計呂麻島で「第3回サマーキャンプ」を開いた。同支部会員36人、スタッフ9人が参加。自然豊かな同島で、マリンレジャー、貝殻など自然素材を使ったフォトフレーム製作など行いながら、会員同士の交流を深め合った。

同キャンプは親元を離れた生活を通し、自立心を養うことがねらいの恒例行事。島内9教室から会員が集った。

1日目の夜は「諦めない気持ち」をテーマにキャンプファイヤーを実施。スタッフが演じる火の妖精が、困難に打ち克ち、火の神様になるまでのプロセスを、体操を交えて表現。子どもたちの応援をもらい、最後はロンダート、バク転の連続技を成功させ、「心の中で諦めない気持ちを燃やし続ける」大切さを訴えた。

2日目は、シーカヤック、バナナボートなどマリンレジャーを堪能。また、砂浜で貝殻、サンゴ、シーグラスを拾い集め、フォトフレームを製作した。

期間中は洗濯や就寝準備など、身の回りでできることは自分たちで実践。また、2日間の活動を通じて、島内の生徒同士の親睦を図った。

引率した泰山健主任は「魚が嫌いだった子どもが、頭まで全て食べきったりと、短期間での成長を見る場面もあった。両親、家族への感謝の気持ちを改めて持つ機会にできたと思う」と話した。