鮫島選手から指導を受ける中学生
個人技などプロの技学ぶ
バイオレーラCUP出場中学生
奄美市名瀬で6、7日に開催される県本土や奄美の中学校が参加するバスケットボール大会「第15回バイオレーラCUP」のプレイベントとして、鹿児島を本拠地とするプロバスケチーム・鹿児島レブナイズ(旧レノヴァ鹿児島)の選手によるバスケクリニックが5日、同市名瀬の名瀬運動公園体育館であった。大会に出場する県本土や奄美の中学校11校の約230人が個人技などプロの技を学んだ。
大会は、奄美バスケットボールエンデバープロジェクト主催、バイオレーラ協賛。男子の部に11校、女子の部に8校が出場する。
鮫島和人、松崎圭介両選手らが指導、ドリブルやドライブ、ステップなどのテクニックを教えた。複数の椅子をディフェンスに見立ててドリブルで抜いてシュートを放つ練習を行った際には、「試合をイメージして」などとアドバイスがあった。両選手と中学生が1on1(ワンオンワン)などで対戦する場面もあり、盛り上がった。
両選手はイベントの最後に「きょうやった練習を毎日続けて試合でも頑張って」、「いつか一緒に自分たちとプレーできるとうれしい」と呼びかけていた。
朝日中バスケ部の中田紫音君(2年)は「ドリブルとか普段よりレベルが高い練習ができた。もっと練習したくなった」と話していた。