龍郷町老ク連の50周年記念式典、連合会を長年支えた2人の功労者へ感謝状も贈られた
龍郷町老人クラブ連合会(平義隆会長)の結成50周年記念式典が1日、同町のりゅうゆう館で開催された。同連合会の会員のほか、町内外から多くの人が出席し、節目の日を盛大に祝福。式典を通じてこれまでの歩みを振り返り、先達への感謝の意を示すとともに、老ク連・町政発展に向けた、今後ますますの活躍を誓い合った。
式典のオープニングでは龍郷町混声合唱団が登場。紬柄の法被をまとった出演者が、男声・女声それぞれ息の合ったハーモニーで会場を沸かせた。
平会長は「老ク連は今後、会員の全員参加を基本とし、60、70、はたまた100周年と年を重ねるたびに充実発展し、ゆるぎない町に発展させていく所存。今後とも各方面のご理解、ご指導をよろしくお願いします」と式辞。
続いて徳田康光町長、川野信男・鹿老ク連会長、金子万寿夫衆院議員が来賓あいさつ。
徳田町長は「龍郷町老ク連は大きなパワーを持った素晴らしい組織と認識している。会員が一致団結し、知恵を出し合い、独自の企画・運営が実践されている」と称えるとともに、地域活性化の一翼を担う同会の日頃の活動に対するお礼も述べた。
また町老ク連会長を12年務めた故・伊集院忠三郎氏、同副会長を10年務めた碇山治久氏に感謝状を贈呈。最後は同連合会と町政の発展を誓い、万歳三唱で締めくくった。
式典後は元龍郷町教育長の柿均氏による「幸せづくりはプラス思考で」と題した記念講演。夕方からは会場を移しての祝賀会も催され、節目の日を盛大に祝った。
龍郷町老ク連は1966年9月1日に結成。同日に50周年を迎えたが、その間連合会組織は年々充実。今年4月1日現在、20クラブ・会員1119人を擁し、町事業への参加や地域支え合い事業の推進、伝統行事の継承など、町の中核を担う組織として活動している。