敬老年金と記念品贈る

伊集院村長が、各地区の高齢者代表に敬老年金と記念品を手渡した

健やかに過ごして

大和村は20日、村内の敬老対象者に敬老年金と記念品を支給した。同日、伊集院幼村長が11集落2施設を巡回し、集落の高齢者代表に年金と記念品を贈呈した。

支給事業は、同村在住の高齢者の長寿を祝おうと1971年から開始。70~74歳には記念品(お茶)、75歳以上には年金と記念品を支給する。

支給額は、75~89歳が年額1万8千円、90~99歳が同3万6千円、100歳以上が同12万円。今年は70~74歳が95人、75歳以上が369人(そのうち100歳以上2人)の合計464人が対象となった。

大棚集落(中島秋彦区長、128世帯約240人)では、午前10時半から同集落同公民館で支給式を開催。集まった約30人の住民を前に伊集院村長は「我が村は元気なお年寄りが多い。健康づくりへの積極的な参加など、体に留意しながら健やかに過ごしてほしい」と祝福した。

同集落を代表して、奥枝敬三さん(75)は「きょう(支給日)は村内敬老者がとても喜ぶ日の一つだと思います」と沸かせ、「若い世代に負けないようこれからも頑張りたい」と応えた。