鎌田町長に記念切手シートを贈呈する川畑地区統括局長(写真左)
完成した60周年記念切手シート
瀬戸内町制施行60周年で制作
日本郵便 切手シートを限定販売
日本郵便㈱九州支店はこのほど、瀬戸内町制施行60周年を記念したオリジナルフレーム切手を制作した。デイゴ並木、諸鈍シバヤなど観光名所や地域行事がデザインされ、82円切手10枚で発送料含め1シート1800円(税込価格)。同町窓口で販売する。
同町4地区が行政合併した1956(昭和31)年から今年60年を迎えたのを記念しようと企画。「絆で創る、魅力あふれる豊かなまち」をタイトルに千シートを限定販売する。
切手は、高知山展望台から望む大島海峡や三連立神(西古見地区)がデザインされた台紙に、実久ブルー▽デイゴ並木▽ホノホシ海岸▽サンゴの石垣―などの風景や、サガリバナ、ウケユリ、ウミガメなど動植物もあしらった。
同町企画課によると、今後申し込みを受け付け、10月15日開催の記念式典後、発送する予定。現在、出身者や住民に企画趣旨への理解を呼びかけている。
26日、同町役場で贈呈式があり、同社県奄美地区連絡会の川畑輝芳地区統括局長から、鎌田愛人町長に完成した切手シートが手渡された。
鎌田愛人町長は「地元の魅力ある名所や文化が表現され、うれしく思う」と述べ、「町内外の出身者が集う記念式典の盛り上がりに弾みがつく」と期待感を示した。
川畑地区統括局長は、記念シートについて「地元の自然や伝統文化のすばらしさが込められ、全国発信することで地域PRにつながる」と語った。
なお郵便局関係者によると、今後は町内16カ所を含む、奄美群島12市町村63局でも販売する方針。
申込み・問い合わせは電話0997―72―1112(同町役場企画課)まで。